50代まで仕事だけしてきた会社員

タイトルどおり無趣味で仕事だけしてきた会社員の独り言

言葉足らずはコミュニケーションを遮断する

会社でメールのやり取りをしていると、こういうシーンをよく見かけます。

 

「お世話になっております。

○○の件、△△について教えてください。

以上」

 

1行2行程度の簡潔な文で、質問するだけというもの。

普段、対面や電話などで密なコミュニケーションを取っていて、ちょっと聞くという時にはこの方法は良いでしょう。

でも、メールが便利だからと普段あまりコミュニケーションを取っていない頻度が少ない人とこのやり取りをしても上手くいくはずがありません。

お互いの状況がどうであるか察することなく、一方的に情報の提示を求める形になってしまっています。

忙しい中でお互いの状況を思いやり、その中で仕事の情報交換もプラスでなされるという位置づけでなければ、相手との溝ができたまま最低限の情報交換だけがされていきます。

その結果が、組織の溝を生み、組織をどこか特定の方向に進めようとしたときの障害となります。

 

もっと器用にメールで表現すれば良いのに・・・と思いつつ、それが面倒だから電話や対面で会話をしているのであって、メールで一方的に依頼するというのは気を使うという名の情報提供や相互理解の要素が必要だろうと思いました。